AFJCについて
 日仏茶道交流会(AFJC)はフランスをはじめとする海外において、日本の伝統文化の一つである茶道と、茶道にゆかりの深い伝統工芸品を紹介することを目的として、2013年に改組・設立されました。

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 ごあいさつ

日仏茶道交流会はフランスをはじめとした仏語圏の国を中心に、日本の伝統工芸品と、それを用いた形での茶道を紹介するというスタイルで活動をしています。

今では世界各国に茶道を教えられている先生方がご活躍されており、そうした場所で私たちが茶道だけを見せようとして行うのはあまり効果的なことではありません。しかし、長い歴史の中で洗練された日本の伝統工芸品はその作品の多くが手作りで、何世代もの職人の手を経て育てられてきたものであり、どこかミステリアスで、その心は多くを語らずとも、気が付けば言葉の通じない外国の方にも伝わっています。

伝統工芸品と茶道は幾重もの縁があるものですから、こうした紹介活動は在外で茶道を教えておられる先生方の一助にもなると考えた私たちは、そうした作品を一つでも多く外国の方々にみていただければという思いで、2013年から活動を行っています。

活動するにあたって私たちが気を付けている点があります。
それは100%の日本を見せようとしないことです。

日本から工芸品や茶道具を持って行って茶会を行いますから、どうしても本格的な茶会を意識しがちになってしまいます。
しかし、ここは外国。どこまで努力しても、日本と全く同じ環境を作ることは不可能であり、そこに日本の常識だけを無理やり嵌め込んでもどこかシックリきません。

ここに迎えられるお客様もきっと同じで、これでは一見、自分たちは正しい日本を披露しているつもりでも、おそらく正しい日本は伝えきれていません。

能や歌舞伎といった鑑賞するものとはちがい、おもてなしと言う側面を持つ茶道ですから、おもてなしを受ける方にとって押し付けの文化になってしまうのは避けたいと考えています。


私たちの活動では、茶道を紹介する傍らでフランスに馴染み深い素材で作られたチーズケーキを日本の伝統的な和菓子と並べる試みや、キリスト教の文化で発達してきたパイプオルガンの笛をお茶道具に転用してみたりします。

アルジェリアではミントティーのことも学び、アルジェリアの焼き物を扱い、そこにみられるイスラムの文化を重んじたお茶席を考えます。
もしかしたら、日本のお茶人の方には、びっくりされてお叱りをいただくかもしれません

しかし、相手の文化にあるモノをリスペクトし、取り入れると言うのが、おもてなしであり私たち日仏茶道交流のテーマでもあります。そのマリアージュに気づいてくれて喜んでくれた時の笑顔こそが、お世辞ではない心からの笑みだと思います。

かつて、外国人のお宅をお訪ねした時、「日本のお客さんが来るから」という理由で、日本の伝統工芸品を取り寄せて飾り、迎えてくれた一家がありました。おそらく彼らは日本に来たこともない方々ですが、そうした心遣いを受けて、喜ばない方は居りません。日本の茶道にも同じようなおもてなしが含まれていると思います。

政治や経済、また宗教でもない、お互いが敬意を示し易く、そして利害を持たない唯一分野が文化ですから、根底においてこの活動の需要は常に感じられます。

国連親善大使で裏千家の前家元である鵬雲斎大宗匠は「一盌からピースフルネスを」の理念のもとに世界中で活動されておられ、60年以上も前から海外での茶道普及に尽力をされています。その効果はとても大きく、今では世界中で「茶道(ちゃどう)」が認知され、フランスでは抹茶が大人気となっています。私たちはその大きな基盤のもとで、さらなる普及の一助になれればと活動をしています。

なにとぞご支援のほど、お願い申し上げます。
2018年1月

日仏茶道交流会
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